国立気象研究所は、大気科学を総合的に研究する国家研究機関として、大気、気候、海洋気象及び地震特性を調査、分析すると共に、予報技法の開発により、気象業務の発展に寄与する事を目的として1978年に設立され、自然災害の90%以上を占める気象災害の予防と被害軽減のための新たな気象技術の開発、国際共同研究を積極的に推進している。また、大気数値モデル、衛星、レーダーや遠隔探査、気候システム、モデル、環境、海洋、地震、黄砂、風力資源地図及び太陽光地図開発、気象制御及び気象装備技術の開発等の研究にも取り組んでいる。